私の仕事のバイブル、いや人生のバイブルは小林賢太郎著『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎単行本)です。職業はまったく違う小林賢太郎さんですが、仕事において大切にしていることに置き換えると、すごく共感できます。
私の仕事のこだわりについて、この本も紹介しながら、この本の構成に準えてご紹介させていただきます。決してパクりたいのではありません。敬意を込めてです。
ぜひ少しでも興味を持っていただけたら、この本を手に取っていただきたいです。きっと、皆さんの仕事にも応用できる考え方がたくさんあるはずです。
難しい方を選ばないと、誰かが出した結果しか出せない
この本の特徴は非常に読みやすいこと。一つのテーマで長くても見開き1ページ以内には収まっています。この章は2段落しかありません。
目の前に魅力的な選択肢が現れて、たとえそれがとても困難だったとしても、もうそれを選ぶしかないのです。楽な方を選んでいては、誰かが出したことがある結果しか出せませんからね。
小林賢太郎著『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎単行本)
この引用で文章のほぼ半分です。短い段落ながらもとても刺激的な言葉だと思います。
ラーメンズや小林賢太郎さんの舞台を見ていると、すごく涼しい顔をしている印象があります。しかし、そこには並々ならぬ練習や、作り上げる上での苦労があったに違いありません。
きっと、どんな仕事に置き換えても徹底的に考えて、準備して、苦労したものがいいものとして残っているのだと思います。
難しい方を選ばないと、小さなお店の意味がない
私がやりたいイベントや経営の案を提示すると「そりゃあできたらすごいけど、なかなか難しいんじゃないの?」と言われますが、やってみると意外とできてしまうことが多いです。できる方法を徹底的に考えます。この時、私は絶対に失敗しないための方法を考えることから始めます。なぜなら、まわりはアーティストの方がたくさんいるので、私がどうにか70-80点を取れる準備をすればあとの20-30点は作品で埋めてくれるからです。そして、そのイベントを心から楽しむだけです。
目の前に魅力的な選択肢が現れて、たとえそれがとても困難だったとしても、もうそれを選ぶしかないのです。楽な方を選んでいては、誰かが出したことがある結果しか出せませんからね。
小林賢太郎著『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎単行本)
ここは、まったく同じです。これにチャレンジできることが、小さなお店の醍醐味だと思います。
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