ラーメンズ小林賢太郎さんから学ぶ仕事のこと|6|1を壊して、0にして、ないものをつくるという仕事

私の仕事のバイブル、いや人生のバイブルは小林賢太郎著『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎単行本)です。職業はまったく違う小林賢太郎さんですが、仕事において大切にしていることに置き換えると、すごく共感できます。

私の仕事のこだわりについて、この本も紹介しながら、この本の構成に準えてご紹介させていただきます。決してパクりたいのではありません。敬意を込めてです。

ぜひ少しでも興味を持っていただけたら、この本を手に取っていただきたいです。きっと、皆さんの仕事にも応用できる考え方がたくさんあるはずです。

目次

ないものをつくるという最高難度の仕事

「ないものをつくる」ということは、もっとも尊いことです。一生かけて向き合う価値のあることだと思います。

小林賢太郎著『僕がコントや演劇のために考えていること』(幻冬舎単行本)

0から1をつくる仕事はとても面白かったです。何を0とするかという議論は置いておいて、とても難しいですがやりがいのある仕事です。

何かを掴むまで、本当に大変なのですが、もがいた先に、ちょっとした糸の先が見つかれば、あとはそれを繰り返すと1になったりするものです。

小林賢太郎さんの1と私の1はレベルも角度もちがうように感じますが、それでもきっと面白いと思って仕事に向き合っていることだけは同じように感じます。

1を壊して、0にして、ないものをつくるという仕事

0から1をつくるということは、とても難しいことです。特に、いまある1を守るために、その1を壊して0にして、そして本質は同じだけどちがう1に作り替えるのが私の仕事です。それでも考え方は同じ、必死に考えれば0.1が出てくるので、あとはそれを何度も繰り返し1に仕上げていくだけです。

何かを継承していくためには、今ある1に疑問を持たなければなりません。それを一回ないものにして、「ないものをつくる」気持ちで1にしていく。これは非常に尊いことです。自分の人生をかけてでも向き合う価値がある仕事だと思っています。

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この記事を書いた人

船曵竜平のアバター 船曵竜平 合同会社reshack代表

合同会社reshack代表。
明治大学を卒業後、大手生命保険会社勤務を経て独立。
大和屋履物店(下駄屋)や小倉染色図案工房(アーティスト)のサポートを通じ、日本の文化を継なぐ活動をするために起業。

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